追突事故により入院治療となり相手方から示談交渉を迫られた

追突事故により入院治療となり相手方から示談交渉を迫られた

信号で停止していた時に後方から追突された日の状況について

投資仲間の友人と今後の投資に関する情報交換や資金に関する打ち合わせで友人宅に3人で集まり、話をする為にスーパーで食材や飲み物を買い込んで話をしていました。時期は11月の半ば過ぎで、まずは食事を済ませ、お酒を飲みながら(一人はソフトドリンク)今後の投資方針と資金等についての話をしていました。互いに資金提供をして投資に取り組み、投資で生計を立てている我々は時々、ローテーションで互いの自宅で会議をしていました。話は早朝まで続き、その後仮眠をとって帰宅することにしました。早朝6時前に友人宅を出て、茨城県取手市の友人宅に送ってから私の住む千葉県の我孫子市に向かう予定でした。話し合いをした友人宅は千葉県の船橋にあり、そこから出発して取手の友人に運転を任せ、家まで向かう時、来た時の道とは違う抜け道を走るとこにしたようです。昨晩から早朝までの話し合いで疲れが出ており、早く帰りたいと思っていたので抜け道を選んだと言っていました。私はお酒を飲んでいたので取手の友人宅の近くでオールナイトで営むサウナで休憩してから帰ることを考えていました。私は助手席のシートをやや倒して少し寝ることにしました。
出発から20分程経過した時、大きな衝撃と共に爆音とも言える音が同時に響き、目が覚めるのですが何が起こったのかわからない状態でした。ふと気が付くと腹部に締め付けたような痛みがあり、辺りは真っ暗で無理な姿勢となっていることだけが分かりました。隣を見ると友人が同じ体勢でおり、気絶していました。しばらくして腹部の痛みが強くなり、目の痛みや腕などの痛みも感じました。友人に大きな声をかけると目を覚まし、現在どのような状況であるかを確認すると後方からの追突を受け転落しているという状況を知りました。友人に聞けば、先日の崖崩れの影響で進行方向の道路脇が崖崩れを起こしており、復旧工事のため崩れて陥没した部分7mほど手前の停止位置で停車し、片側交互信号が赤で対向車を遠くに見る状況であったところ、後方からノーブレーキにより追突されたのです。軽い勾配のある坂で下りであったため、速度が増した後方車両は80km程度の速度で私たちの車に突っ込んだため、そのまま前方の崩れた崖に転落しました。6mほど下でボンネット先端を打ち付けて止まり前方の衝突の衝撃でエアバッグが開きました。フロントガラスが割れ、蒸気が軽く車内に入り、エアバッグのガスのにおいで目や鼻に痛みを感じました。
後続車の運転手は追突してはじめて自分の起こした事故を知るのですが、飲酒後の居眠り運転により追突したことに気付くという有様だったようです。対向車が事故の状況を見て警察に連絡をしてくれ、ほどなくして消防と警察が事故現場に到着し、30分後くらいに私たちは救出されました。救急車で運ばれると腹部にシートベルトの締め付けを受けたことで痛みが伴いましたが、CT画像の診断で特別な異常がなかったため、腕の打撲と目じりをガラスで切る外傷、目や鼻の痛みという軽症で、友人も顔に軽いけがをしたことと足の指にヒビが入るという軽症のみでした。私と友人は3日間の入院で、検査と治療を終え、その後は通院治療となりました。
加害者は我々が病院に運ばれた後、実地検証に立ち会い、その後飲酒運転と過失致傷で現行犯逮捕となり警察に連行されました。私は全治2週間、友人は全治2か月のけがで、友人はリハビリ治療を受けていました。片側通行時の工事用信号の停車中に追突を受けたため、こちらの過失は無く、そもそも飲酒後の運転であったことから全額補償を受けることとなりました。この事故で私の自動車は廃車となりました。

事故後の示談交渉に加害者家族と保険担当者が訪れ示談交渉をしてきた

この事故で病院に運ばれたことで、警察官が病院に来て当時の状況を聞かれました。その後、警察官から搬送先の病院を聞いた保険会社から病院に連絡が入りました。事故のショックにより携帯電話が紛失しており、連絡は病院の電話で受けました。退院後に友人がうちに来て担当者と加害者と会うことになりました。担当者が連れてきたのは加害者の父親という人で高齢の男性でした。
まずは謝罪により、父親がお見舞い品をテーブルに出して、深々と頭を下げて謝罪されました。私たちは、飲酒運転について言及し、補償の問題を切り出しました。すると、担当者が代わるように話をはじめ、父親は一切口を開きませんでした。担当者は、自動車代に入院・通院治療費、休業補償を支払うことを一方的に話し、父親がそのあとに封筒を2つお見舞いの品の上に置きました。封筒にはお詫びという文字と加害者の名前が書かれていて、中には10万円が各々入っていました。私はその金額に全く納得をしていなかったので、お金とお見舞い品を半ば強引に返しました。担当者はその後、マニュアルを読むかのように淡々と今回の事故の状況での補償額について話を進めました。私の車は新車で購入してちょうど7年経過した車検を控えた国産大型SUV車です。車両の弁償は60万円、医療費は掛かった全額ということで、休業補償は保険会社が決める金額で入院期間分のみです。車は私の加入する車両保険の評価額が150万円とやや高めではありながらその金額を主張しました。入院治療費は実費と共に入院のために必用な雑費と家族が病院に来る時に駐車場費用を主張しました。一番の問題となるのが休業補償で、私たち3人は互いに株式投資や不動産投資で生計を立てており、3人が共同で仕事をするも個々に青色申告の自営業者としてビジネスしており、休業補償費を主張する際にどのくらいの金額が妥当かがわかりませんでした。最後に慰謝料の請求もしました。そもそも、飲酒をした上で車を運転している違反行為を指摘しました。担当者は一変して私たちが吹っ掛けているような話しぶりで、万が一示談に応じてくれなければ止むを得ず弁護士に今後の交渉を一任すると脅すように言ってきたので、その場で友人の兄の弁護士に電話して相談することにしました。1時間ほどで友人の兄の弁護士が家まで来てくれたので、弁護士にすべての話をした上で担当者と話をしてもらうことにしました。弁護士の存在を確認した瞬間から担当者は態度を変えました。結果として弁護士同士の話し合いにより、お金が支払われるようになりました。休業補償については我々の一日分の収入に当たる金額の1ヵ月分、治療費は全額負担、入院・通院にかかった経費のすべて、自動車の弁償については私の車両保険の150万円の満額と、自動車購入までに必要なレンタカー費用、携帯電話の交換や修理費用、慰謝料に弁護士費用でした。その要求に保険会社が中々納得しなかったと聞いてますが、こちらの弁護士は相手方家族に対して謝罪と補償を求めました。相手の両親が大手企業の役員であったことから話を穏便に進めるようにしたいため、こちらの要求をすべて飲むようにとの約束がとれました。一応、事故に関する問題はすべて解決しましたが、示談書にはサインせず万が一の後遺症などの懸念を考えてその問題が今後発生した際に弁護士に一任する契約書を交わしました。ただ、私としてはあと3年は車を利用して買い換えるつもりでしたので、予期せぬトラブルで車の買い換えとなったため、多少の不満が残りましたが、弁護士に依頼したことで、補償に関する金額の折り合いがつきました。こちらの弁護士が主張する補償金額と相手の保険会社が設定する補償金額に大きな違いがあることをこの事故で知りました。

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